column#4 床下の結露にご用心。

普通、結露といえば「冬」のものと思いがちですが、梅雨から夏にかけても起こります。それを夏型結露といい、主に一般住宅では床下の基礎コンクリート部分で生じます。この時期、暖かく湿気をたっぷり含んだ空気が、床下の冷たい基礎表面にふれて結露を起こし、そのまま、その水滴が残り、湿気が溜まるとカビの繁殖、柱や土台等の腐食、白蟻の発生を引き起こしてしまうことになってしまいます。床下の乾燥を保つことは、木造住宅の寿命を伸ばすうえで大変重要といえます。
では、どうやって対処すればよいのでしょうか・・・・・・。

●おもな対策・対処法

床下換気口を設ける。
どのお宅にもついているかもしれませんが、その開口の大きさや開口の間隔はどのくらいでしょうか。建築基準法では壁の長さ5m以下につき面積300c?以上の換気口を設ける こととされています。
床下換気口をエアコンの室外機、物置小屋やモノで塞いでしまってはいませんか。また、防虫網に 詰まったほこりや換気口前に茂った雑草などを取り除いてしっかり通風する状態にしましょう。敷地全体 でも、換気口に通風しやすいような空気の流れを確保できるとより良いでしょう。よく晴れた乾燥した日 に狙うと効果的です。

風通しが悪い、湿気が多い土地等の理由で結露がひどい場合は、いずれも工事費用、材料費等が発生して しまいますが、以下の方法があります。

・布基礎の場合は、防湿シートを敷き砂で押さえ(またはコンクリートを打設し)
 地面からの湿気を防ぐ。
・床下換気扇を取り付ける。一般的な住宅で、北面か西面に2〜4台の設置が有効です。
・調湿材(炭など)をおく。但し、通風が取れ、地面の防湿のできた空間でないと効果が
 半減。最悪の場合、そこにカビが繁殖します。
・防湿断熱材にてコンクリート表面全体を包んでしまう。